先日のブログに書いたトイデジカメですが、自宅に帰って早速SPYZを引っ張り出してきました。

前回も書いたように付属ソフトでみるBMPデータはお世辞にもキレイと言えるものではありませんでした。
(トイカメラなので多くは求めませんが、それでもキレイとは言えません)
WEBで調べてみるとSPYZはメモリ内にBMPではなくRAWデータで保存されているとの事。
このRAWデータを直接取り込みRAW現像ツールで出力すると、付属ソフトとは明らかに違う画質のものが出力されるようです。
付属ソフトではPCへ出力する工程でBMPに変換されているため、RAWデータを直接見る事は出来ませんでした。
そこで!今回は「Che-ez! spyzの部屋」に書かれている内容を元にRAWデータの吸出しを行いました。以下備忘録です。

◆SPYZ内のRAWデータ取り出し方法
http://www.hkael.com.hk/auraland/support/digicam/support1.html(リンク切れ)
上記のURLから DC30U Digital Camera Installation Software Pack –
DC30U_V2.zipと使用OSに合うドライバ(今回はXP用)をダウンロードしインストール。
ドライバが既に入っていればドライバのインストールは不要だと思います。
USBケーブルでPCとSPYZを接続。
DC30U_V2のインストール先(通常 C:\Program Files\DC3OU\)にあるdsc.exeを実行
 Connectボタンをクリック→Greyscaleをチェック→Thumbnailボタンをクリックし
SPYZに入っている写真をサムネイル表示(サムネイルはモノクロで内容は殆ど確認できません)。
確認したい画像をダブルクリックし新しいウインドウに表示。
画像中を右クリックしメニュー表示。File→Save→RAWを選択。
任意のフォルダにセーブします。

◆続いてRAWデータの現像方法
※今回
 Che-ez! spyzの部屋」で書かれている「SILKYPIX Developer」で行ってみましたが、SPYZのRAWデータは読み取れませんでした。
試しに普段使っている
画像ビューアー「XnView」を使って現像しました。現像方法は簡単。

XnViewをインストール
対象のRAWデータを開く
以上w
本当はRAWで光源等の情報を調整できれば良いのですが、XnViewの現像でも付属ソフトよりキレイに表示されるので、
これで私は良しとしました。

で、結果が以下のようになります。

先ず付属ソフト:
木の枝部分のエッジが非常に汚いです
付属ソフト付属ソフト

次にXnViewで現像したもの:若干ぼやけますが、印象は上がっています
XnView

おまけ1:トイカメラ風に加工→50%に縮小
おまけ1

おまけ2:高層ビル群を撮影後に加工→50%に縮小
おまけ2

しばらく飽きるまで持ち歩いてみます。